Excelの思い出

3月に入り、事務室はいろいろと騒がしくなってきた。

3月はじめに人事異動があって、組織が一部変更になり、それに伴って席の移動があった。さらに、定年退職する先生が研究室や、新たな職場に移る先生の研究室では所属学生も手伝って引越し作業が行われている。そして、不要になった家具や古いパソコン、プリンタなどの廃棄なども行われ、学生がいない校舎でも以外と騒々しい。

人事移動の影響は、コンピュータシステムにも及ぶので、アカウントの登録やら変更、削除などこれからが本番。卒業式が3月20日だそうなので、その後、いっきに卒業生の削除と新入生の登録が始まる。

その前に、4月から復学する学生の登録やら、4月から来てもらう講師の先生の登録が始まっており、組織変更もあってなかなか面倒。今のところ1人1人手作業でやることになるので、登録やらチェックやらで余計に時間がかかる。

そんな中、明らかに過去の登録ミスと思われるものがあった。忙しい中、バタバタと手作業でやってしまったんだろうか。それとも、一括登録するリストを作った際、Excel の編集でミスしてしまったのか。

これは、もう修正ができないので、今回新規で登録する分を丁寧に確認することに。

私は、目視でミスを発見するのは苦手。過去に何度もミスを見逃している。だから、なんとか Excel で機械的に確認する方法を考えてきたのだが、できないことも多い。以前の会社では、時間が無くて作りっぱなしにしたデータにミスがあり、大きな迷惑をかけてしまった。今回は、時間があるので、しっかりチェックできるExcelシートを作って、ミスが無いようにしたい。

そういえば、以前は一日中、Excel で千行を超えるリストをこねくり回していたのだが、最近はそういう仕事がほとんど無い。あのころは、そんなのどうやって確認しようか、と悩んで、なんとかExcel の計算式にし、それが思ったとおりに動いてくれるのが楽しかった。そんな体験がまたできるだろうか。