CentOS8をVNCで使う

来月から、派遣先で私が管理している古いLinuxサーバーを新しいサーバーに置き換える ことになり、その設定方法のチェックをやっています。

実は、そのサーバーはさくらのVPNにあり、次のサーバーも同じくさくらのVPNにする予定です。さらに言うと、今使っている古いサーバーというのが、CentOS6系。これを設定したのは、 CentOS7がリリースされた後ですが、当時のデフォルトがこれだったのでしょう。もう、 OSが古くて、いろいろ支障が出ています。まあ、こんなに長く使うとは予想できなかったの でしょうが。

それで、今回は、出たばかりのCentOS8をインストールする予定で、設定内容をチェック しています。

ところで、さくらVPNで、デフォルトでないOSをインストールしようとすると、VPNで接続 して、GUIによるインストール作業が必要になるそうです。そこで、パソコンに、ビューア を設定しました。それでテストしようと、VirtualBoxに入れたCentOS8にVNCサーバーを インストールしました。

CentOS8用のVNCサーバーは、yumで検索するとtigervncらしいので、これをインストール。 各ユーザーでvncserverを起動するので、接続できるように準備します。

ファイヤーウォールの設定のポートを開放
firewall-cmd –add-port=5901/tcp –zone=public –permanent

次にサービスを設定
systemctl list-unit-files | grep vnc
xvnc@.service static
xvnc.socket enabled

xvnc.socketをdisableからenableに変更しました。

さらに、VirtualBoxのポートフォワーディングを設定します。
TCPで、パソコンからアクセスするIPとポートを設定し、ゲストポートに5901を設定。 この5901は、事前に、netstat -aでチェックしておきました。

これで準備OK。パソコン側のアプリからも無事、接続できました。

昔は、ファイヤーウォールを無効にして設定していたので、インストールすれば即接続できた のですが、今は、そんなことやったら確実にいたずらされるので、設定が面倒になったと 感じます。本番環境ではVNCを設定せず、sshだけですが、それでも気を使います。

同世代の経営者

先日、新聞で、昔の同級生が地元でも大きな企業の取締役に就任したのを知った。 それは良い話なのだが、自分の環境を思うと情けなくなる。これは人生なので しょうがない。

ところで、私の会社員としての経歴は、バブル期に入社して、物が売れない時代に 費用削減を手伝わされ、ついにはリストラされて今は非正規社員として働いている。

今、同世代の経営者は、費用削減に応じつつ売上を落とさないで済んだ部署で、特に 発言力(というか発信力)のあった人かもしれない。基本、無駄な費用は認めない、 で過ごしてきた方なので、新しいことを始めるのは難しいかも。

朝のラジオで聞いていたCMで、老舗の父親は、店の伝統をかたくなに守って、子供が 新しいことに挑戦するのを認めないが、昔にさかのぼれば、それは初代が新しいこと をやってみようと始めたことだった、というのがあった。

自分も節約が染みついているので、なかなか良いお金の使い方ができない、と感じて いる。できれば、新しい世代の経営者は、有望な新しいことには、積極的に投資できる 人であってほしいな。