ODBCのDNS作り直し

先日、ウィルスに感染したとして急遽パソコン回収したパソコンに、SQLサーバーに接続する機能が設定されており、交換したパソコンでそれが使えないという相談がありました。

いつもMS-Accessで更新をかけると最新データが表示されるはずが、エラーメッセージが出るとのことです。原因は、ODBCが設定されていないからで、パソコンが新しくなったのだから当然です。

しかし、ウィルス感染したパソコンは既にデータをクリアした後で、その設定を確認できない。それで、私のところに相談がありました。

単に、ODBCにDSNを作成すればいいだけなので簡単です。まず、SQLサーバーに接続できるか確認します。幸い、担当者がサーバーの情報を持っていたので、DSNを作成すると、すぐに接続できました。また、データベースに以外とシンプルで、どのDBを使ったらいいか迷わずに済みました。

次に、いつも使っているというMS-Accessのファイルをコピーさせてもらって、動作テストです。ODBCの設定ができていないので、エラーが出ます。そして、そのエラーメッセージに、接続できないDSN名が表示されます。

MS-Accessをパススルーを利用する際、ODBCの設定は最初に1回だけ行います。そして、そこでMS-Accessが使うDSN名を登録してしまいます。たぶん、どこかの設定を変更すれば、DNS名を変えられると思うのですが、今回は探しませんでした。以前と同じDSN名にすれば復旧すると思われたからです。

そうして、動作テスト用に作ったDSNを、MS-Accessに登録されているDSN名に合わせ、MS-Accessのその動作しなかったファイルは、無事正常に動作しました。

解ってしまえば何でもないことですが、仕組みが解らないと途方に暮れる案件かもしれません。

プロジェクトの終了

派遣先の大学で、政府の予算が付いたプロジェクトが1つ終了して、その後処理が始まっている。そのプロジェクトの成果の1つに、Webサイトで公開している情報がある。お金をかけて収集した貴重なデータなのだが、費用を払って外部の業者に管理を委託していた。

プロジェクトが終了すると、その業者に払うお金が捻出できない。それで、そのサイトを閉鎖することになった。しかし、貴重なデータをみすみす廃棄してしまうのは、後から問題になりかねない。特に、政府の補助金を使った事業では、リスクを避けたいと思うのは当然。

普通に考えれば、収集した情報をPDFなどの電子情報に変換して、誰でも見れるようにネットのどこかに保管すればいいだけなのだが、サーバーが動作していたので誰も考えなかったのだろう。

サイトを閉鎖することになって、そのデータを保管する方法がないかという相談があった。相談されても、やれることは限られている。しかも、その相談というのがバックアップするのだが、どれだけの容量のHDDを準備すればいいか、というものだった。

5,6年前の1Uラックタイプのサーバー機だったら、たぶん1Tバイト程度では、と回答するしかない。パソコンしか使えない担当者が、Linuxサーバー機に、パソコン用の外付けHDDを繋いで、どうやってバックアップする気だろう、と逆に心配になってしまった。

今サーバーを管理している業者に、お金を払って、新しいサーバーに移行できるようなデータでバックアップしてもらうといい、くらい言ってあげればよかっただろうか。それだけなら、5万円から10万円くらいでやってもらえると思うのだが。まあ、終了したプロジェクトでは、これくらいの費用でも厳しいかな。

IEからExcelは開くのか

昔、HTMLが世の中に広まりだしたころ、HTMLによくファイルサーバーで共有しているファイルのリンクを貼って使っていました。昔のIEは、ExcelやWordのリンクをクリックすると、ExcelやWord起動して、リンク先のファイルを開いてくれました。

よく参照するHTMLのページに、そういったファイルをはりつけて、このフォーマットを使ってください、といった使い方をしていました。また、なかり深いフォルダに格納した規定類の文書でもよく使う文書は、リンクを作って誰でもすぐに参照できるようにしていました。

そういう機能は、ずっと使う機会がなかったのですが、最近のIE11では、うまくいかなくなっていました。ちなみに、Chromeは、問答無用でダウンロードしはじめます。ファイル共有しているのだから、わざわざコピーする必要は無いのに。IEでは、アプリで開くかダウンロードして開くか選ばせるようです。

ちなみに、やりたかったのは、建物の配置図を画像ファイルで用意し、その建物の場所をクリッカブルマップにします。そして、ファイル共有しているファイルをリンクする訳です。図を見てクリックできるようになるので、簡単に使えるようになるのですが、残念ながら直接PowerPointやExcelを開くには、制限がありました。

仮にPDFで準備しているのですが、PowerPointやExcelを修正したら変換しなければならず、不便ということを言われてます。IEに、ビューアとか入れて逃げられないかな。

というか、今ならOffice Online で登録してしまえば、いいんじゃね。

プログラミグやってます

久しぶりにプログラミグしてます。

ここしばらくは、鍵の整理と称して退屈な単純作業ばかりやってきたのですが、そろそろやばいかな、ということになりプログラミングを始めました。

作っているのはただの台帳。建物の配置図から、建物をクリックするとその建物の情報が表示されるというもの。一応、データはExcelにあるので、簡単なページを作ればいいだけ。

正直、いつでもできると思っていただけに、そろそろという話になった訳です。ということで、図を別の仕組みから流用して作成中。

できばえの確認用に、クリックすると非同期で情報を取得して表示するだけの仕組みを作ろうとしたのですが、XMLのパーサーでエラーに。このあたり、マイクロソフトのIE11とEdgeでは、Chromeなどと仕様が違うらしい。

既存のXMLパーサーを使う予定だったが、データ構造が簡単なのでJavascriptで作ることに。

ただ表示するだけですが、図をクリックすると表示される情報を切り替わるのは気持ちがいい。これだけで達成感がある。まあ、簡単な仕組みだけど。

ということで後は、細かい希望を聞いて調整して終わりにしたい。

と、ここで文字化け発見。非同期通信はUTF-8でないと動作しないので、Excelから変換したCSVを、文字コードを変更してアップしてたから、そこかも。これは、要相談かな。一筋縄ではいきそうにない予感。

久々のクリッカブルマップ

派遣先の大学には、広い敷地に20を超える建物が建っています。それらの建物毎に書類やデータがあり、管理するのが大変みたいです。そんな建物のデータ整理をやってきたのですが、ファイルをディレクトリに置いただけでは、どのファイルを見ればいいかよく解らない、ということに。

そこで、簡単な建物の配置図から、調べたい建物をクリックすると目的の図面のPDFや表などを表示したい、ということで、簡単にHTMLのクリッカブルマップを使ったファイルを準備しました。

クリッカブルマップは、2000年ごろは作っていたような気がしますが、それっきり。どうやって作るんだっけ、とグーグルの検索で調べながらの作業に。しかし、HTMLだけで作れるので、手間はかかりません。

とりあえず、サンプルを用意したので、後は実際に使う人の意見を聞いて、画面を調整するだけ。しかし、図があるとシンプルで解り易くなるのがいいですね。