本屋で久々にパソコン雑誌のコーナーをのぞいたら、昔から気になった号だけ購入してた私にとっては難しい内容が書いている、Software Design の特集が目に入った。ちょうどDocker を特集していた。これは、名前だけは知っている、今は気になっている技術。ちょうど持ち合わせがなかったので購入できなかったので、ネットで調べてみることに。
WordPress 用のサーバーを Docker で立ち上げるには、というのが解りやすいと思い、ざっと Google で上位にくるようなサイトを読んでみました。それで解ったのは…
いろいろな顧客と同じ環境を、開発用のパソコンに仮想化ソフトで用意するのは、手間がかかるので面倒。だったら、全ての顧客の開発環境を共通にして、開発用のパソコンで作った内容を顧客のサーバーに簡単に適用できる仕組みがあったら便利。そして、その仕組みの1つが Docker。
上手に使えば、開発側の手間を大幅に削減する機能を秘めています。しかし、あまり考えずに導入すると、面倒な手間が増えるだけ、という気もします。
JAVA のプログラムミングで使われるオブジェクト指向は、一度作ったものはとことん再利用する、という思想で開発された技術です。欧米では、こういう誰かが作ったいいものを、どんどん使っていくという考えが一般的です。Docker の究極の姿は、全てのサーバーの設定は、独自仕様の数行を編集すれば、1つのコマンドで完成する、というものだと思います。
はたして、日本でこういうのが流行るのかな。
でも、同じような思想の WordPress も日本でしっかり使われているので、夢があるかも。
私自身の今の仕事に直接は使えませんが、いいツールみたいです。