PHPのバージョンアップ

派遣先で私が管理しているサーバーの1台で、WordPressの記事を書こうとしたところ、PHPのバージョンが古いというメッセージに気が付きました。

ここは、CentOS7ですが、phpはremiから7.1を導入しました。どうもWordPressにとって、この7.1は古いというのようです。他のCentOSのサーバーは、phpの7.3を導入しているので、このようなメッセージは出ていません。ということで、7.3に入れ替えることにしました。

なお、remiのリポジトリから導入しているので、phpの入れ替えは簡単です。今の7.1を全て削除して、7.3の同じものをyumでインストールするだけです。

というはずだったのですが、実行したらエラーが出ました。libargonで使っているので、更新できないようです。これ、ネットで検索すると、epelをいっしょに指定しないとダメなのだそうです。このサーバーは、epelとremiは、–enablerepオプションを指定しないと参照されません。という訳でエラーになりました。

オプションを変更するだけで入れ替えが完了し、後は、httpdをリスタートして無事webサーバーが使えるようになり、WordPressのメッセージも消えてます。

じゃ、と思ってこのサイトを見たら…やっぱりメッセージが出てました。ここは、レンタルサーバーなので自由にできず、いきなりphpをバージョンアップとはいきません。そのうち、何かできるようになるのかな。

WiFi6

派遣先の大学のWiFiは、私がここで働くかなり前から、全ての建物で使えます。しかし、その分、古さが目立っているようで、教員からは遅いと言われることが多く、評判はよくありません。そこにこのウィルス騒ぎで、無線LANの重要性が改めて再認識されました。そこで、無線LAN装置の更新を検討が本格化したようです。

今、無線LAN装置を導入するとなると、WiFi6は避けられません。今後、無線LANの主力の技術になるでしょう。じゃ、WiFi6は何がいいの?という疑問が。解説しているWebサイトはたくさんあります。詳しくは、そういうのを読むことになるでしょう。

私の理解は、従来の技術は、ぼやけた画像から情報を読み取るには、大きくはっきり書かれていなければならない、という前提でした。しかし、WiFi6では、ぼやけた画像を一旦くっきりした画像に変換して読み取るので、もっと小さく書いても大丈夫ですよ、というものです。

衛星写真の解像度が劇的に改善したのは、光学機器の改善もありますが、ぼやけた画像からくっきりした画像が作れるようになったからです。さらに、この技術は、HDDにも使われており、1Tバイトが物理的限界とか言われていたのに、10Tバイトを超えるHDDが登場したのは、この技術の応用な訳です。他にもいろいろと使われているのですが、無線LANにも使えるようになった、ということでしょう。

昔ならスーパーコンピュータで長時間処理しないと得られなかったデータが、小さなチップで一瞬で処理できるようになったから実現できた訳で、技術の進歩には驚かされます。

アトムやドラえもんが活躍する未来とはちょっと違いますが、すごい時代になったものだ。