7月になると、httpsでないサイトは、Chromeから安全でない、と警告されるそうです。見れないことはありませんが、そんな警告が出るページは敬遠されることでしょう。
私の派遣先の大学でも、これは重要と考えており、公式サイトは今月中にリニューアルすることが決まっています。これで、httpsでのアクセスに切り替わります。
私が管理しているブログ用のサーバーも、という話になりそうですが、こっちは話がきていません。本番は7月でしょうか。
立場上、どうすればhttpsになるかは、既に確認済みです。ずっと前の前任者が、WordPressにAdmin SSLのプラグインを入れているのでが、最初これで躓いた以外は、いたって順調です。先に、所属する課の内部向けブログサイトを、httpsに切り替えました。他も同じような手順でやれそうです。
この動作確認で久々に、MySQLを、SQLを使って操作しました。難しい操作をしない限りSQLは簡単な言語です。 とはいえ、WordPressの全データとなると、1000行を超えるのでいきなり本番、という訳にはいきません。テスト環境で、ごにょごにょとチェックします。
しかし、さすがデータベース。数千行程度ならぱっと処理してしまいます。まあ、データベースを使って遅いと感じたのは、条件が複雑な副次問い合わせ巨大なテーブルを作った時くらいで、そんなことさえしなければ、データベースの処理時間は気になりません。
一応、次の3行を実行すれば、ブログの本文に埋め込んであるhttpを、httpsにできそうです。
update wp_posts set post_content = replace(post_content, ‘http:’, ‘https:’);
update wp_posts set guid = replace(guid, ‘http:’, ‘https:’);
update wp_posts set pinged = replace(pinged, ‘http:’, ‘https:’);
あとは、WordPressの管理メニューで、Admin SSLを削除し、設定のなかのWordPressアドレスとサイトアドレスをhttpから、httpsに変更します。ネットで調べると、.htacccess も修正が必要、ということですが、私がやった限りではここの修正が必要なケースはありませんでした。