派遣先の大学では、職員が使っているパソコンの入替時期を迎えており、新しいパソコンが導入されています。
教員が使っているのは、芸術系の大学らしくMacが圧倒的に多いのですが、事務職員向けの新しいパソコンはWindows10です。事務所で一般的に使われる、15インチサイズのノートパソコンで、CPUは、Core i3からCore i5くらいでしょうか。
最近は、HDDに代わりSSDが一般的になっているので、新たに導入するパソコンも、SSDに切り替えています。OSの起動はもちろん、アプリの起動も早いので、使っている人には好評です。
そんな新しいパソコンで、今朝、相談がありました。どうも、調子が悪い、とのことです。使っている職員は、ITリテラシーの高い方で、使い方に問題がるとは思えません。
何か、ネットにヒントになる記事がないかと探したところ、ありました。
Windows10では、高速ブートが標準になっています。電源ボタンを押すとすぐ起動するので使っている人には好評なのですが、これはパソコンをいろいろな用途に使っていると、トラブルの元なのだそうです。
具体的には、周辺機器のドライバーをロードする代わりに、シャットダウン時のメモリーのイメージを保存して、それを使いまわしているのだそうです。そのため、パソコンだけを使う場合は問題はありませんが、いろいろな周辺機器を交換して使っていると、トラブルが起きることがあるそうです。
今回問い合わせに来た方は、無線LANと有線LANを用途に応じて切り替えて使っていました。パソコンを起動した時点で、合わなくなったのでは、と思っています。
最近のパソコンは、電源ボタンを押しても、停止するのではなく、スリープに移るだけというのも珍しくありません。バッテリーが8時間も持つので、充電さえ忘れなければOSをリブートせずに使えます。
しかし、凝ったことをやろうとすると、所詮はパソコンなので、いろいろ問題が出るみたいですね。iPhoneくらい閉じた環境なら、問題は出ないのですがね。