今のPowerPoint はすごい

マイクロソフトのプレゼンテーションアプリ、PowerPoint って、使ってないうちにすごくなってました。

 

PowerPoint は、10年前のバージョンなら仕事でかなり使ったと思っています。しかし、横浜から山形に戻ってきてから、パソコンの PowerPoint で資料を書くことは無くなったので、PowerPoint はしばらく使っていませんでした。今度、パソコン初心者に教えることになり、ネットで新しい PowerPoint 2016 の使い方を調べていたら、昔とくらべてかなり便利になっているようです。

 

使い勝手はそれほど変化していないような気がしますが、テンプレートや図形のサンプルがネットワーク経由になり、いろいろと選べるようになりました。昔もインストールされた図形とはよく使っていたのですが、今の方がはるかに具体的なものが選べます。

 

しかし、ネットで PowerPoint を使いこなしている人は、これでは満足せず、フリーの画像などをうまく組み合わせているようです。ここまでいくと、ビジネスマンが片手間でやれる資料ではなくなるような気もしますね。ブログの記事を読むと、普段はアドビの Illastratorなどを使っているが、PowerPoint でもやれます、みたいなデザイナーのセミプロみたいな人が書いてますね。

 

こういうのは昔から苦手で、なかり時間をかけて描いたのに、なんかダサイ感じのプレゼンしか作れません。おいおい、文字とグラフを並べて、主張したいとこだけ赤い文字にしたり大きな丸や星をつけてみたりといったプレゼン資料になってしまいます。

 

今回指導することになる初心者さんは、こういったバリバリのビジネス用プレゼンではなくチラシやポスターのようなものを PowerPoint で書く(雇う側としてはそこまでやってほしい)ことになるそうです。そうなると、私の指導で本当にいいのかな、という疑問もあります。
まあ、パソコンに詳しい=どんなソフトも使いこなしている、と思われているので、しょうがないかな。

 

ちょうど今いるのは芸術系の大学で、デザインに関して学んでいる学生が大勢います。そんな肥えた目の多い中で、ダサいデザインしかできないエンジニアに指導された人もかわいそうな気がしますが、まあ、この環境を活かして自分でがんばってほしいものです。

WebサーバーのSSL判定

Webサーバーの設定についてまとめているついでに知らないことをネットで調べていたら、偶然、Webサイトのセキュリティをチェックするサイトがあるのを知りました。SSLに関しては、ブラウザ側も毎年のようにアップデートされているくらい、その機能の割りに脆弱性が指摘されている仕組みですが、サーバー側も注意が必要です。

 

さっそく私が管理を任されているサーバーをチェックしたところ、判定は「C」でした。
かなり問題があります。さっそくネットで対策を調べて、対応しています。

https://www.ssllabs.com/ssltest/
SSL Server Test (Powered by Qualys SSL Labs)

ちなみに管理を仙台のIT企業に任せている公式サイトも、レベルは同じくらいですが、内容を確認すると比較的いい設定のようです。さすがにセキュリティに関してはチェックしているのでしょう。

 

どうも今年の5月に OpenSSL に関して複数の脆弱性が公開され、アップデートが行われました。私が管理するWebサーバーでも、この対応はやったように思うのですが。しかし、OpenSSL のバージョンが古いことにより、ランクが低く判定されています。これは、基になるOSが古いことで、標準の openssl が、最新の暗号化技術に対応していないためで、普通だったら対策できません。こうなるとOSを新しくした方がいいと思うのですがね。

 

今使っているWebサーバーは、外部のレンタルサーバーを利用しているのですが、今年で今使っているOSのサポートは終了だそうです。それはいい判断でしょう。