メール用アプリについて

私がEメールを使い始めたのはかなり早かったと思います。
山形の大手電機メーカーの子会社に大卒の新人で就職すると、すぐ本社での研修が始まり川崎で2年過ごしましたが、その時の課長さんは大学の先生とEメールでやりとりをしていました。「今、届きました」と電話しているのが印象的でした。

 

実は大学でUNIXを学んでいたので、会社に入る前からEメールを知っていたのですが実物を見たのはこのときが初めてです。その後、山形に戻って本社との連絡にEメールに本社のEメールサービスを利用させてもらいました。

 

最初は、みんなUNIXにログインして使っていたのですが、そのうちDOS用のアプリを導入してパソコンでEメールを使うようになりました。そのソフトは、NECの関連会社が開発した WeMail だったと思います。Windows XP の時代まで使っていました。長い間使い慣れた WeMail から別のメールソフトに移る際は、かなり大騒ぎしたものです。

 

まあ、工場勤務の人たちの中には、自分専用のパソコンなんて無い、けどEメールを見ないと仕事にならない、という人もいて同じ会社でもWeb版のメールシステムを使っていました。こちらの昔のNECのオフコン用ソフトをWindws Server に移植したもので使い勝手はいまいちでしたが、以外と便利だと思いました。

 

さて、時代は変わり、今は派遣で大学にいますが、昔と同じようにメール用のソフトの対応も仕事の1つ。授業スケジュールの変更などの連絡用に学生向けにWebベースのメールシステムを運用しており、職員も利用できます。また、職員なら自分専用のパソコンを使っているので、Eメール用ソフトを使っている人も多い。特に、マイクロソフトを包括契約しているのでMicrosoft Office に付属する Outlook 愛用者が多いようです。

 

ということで、Outlook の使い方を指導してほしい、との依頼がありました。さっと調べてみると、今の Outlook には、アプリ版の他にWeb版もあるんですね。私も、自宅では長く Gmail を使っていますが、Outlook のWeb版は知りませんでした。というかここ何年か自宅のPCは Ubuntu だったのでマイクロソフトの新しい機能は全く調べてなかったのですが、いや、盲点でしたね。ここ数年ですっかりインターネットの会社に生まれ変わったようです。
さて、Eメールソフトですが、アプリ版がいいかのWebがいいかは、利用形態で分かれるかと思いますが、シチュエーションによって使い分けるのでべストなんでしょうね。まあ、そこまでEメールを使いこなせていれば、ここで派遣の仕事なんてやってないんでしょうけど (^^;; 。

 

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