Chrome で Flash Player 動かない

いつもは、窓口対応で簡単な件しか受けないようしているのですが、今日つい面倒な件を受けてしまいました。
 
Google Chrome で Flash Player が動作しない、という件。
特に、パソコンが壊れいるとか古いバージョンがインストールされているといったことではありません。現に、目の前に Chrome と Flash Playerをインストールしなおしてもらったのですが、改善しませんでした。
ネットで調べたところ、似たような現象を解決した記事を見つけました。
 
その人は、Windows7(32bit) から Windows10(64bit)にOSをアップグレードした直後に、Chrome で Flash が使えない現象になったそうです。解決方法は、ユーザーの隠しフォルダの中にある DLL を削除すること。
Chrome では、URLに「chrome://plugins」と打ち込み、右上の「+詳細」をクリックすることで、プラグインの実行ファイルがどこにあるかを確認できます。そのファイルが 32bit 用で、Windows10 の 64bit では動作しないことがわかったとのことです。
 
私も仕事で使っているパソコンで確認したところ、そのフォルダに DLL ファイルが入っていました。別途、アドビのFlash Player のページからインストールしておけば、その DLL を削除しても Flash を利用できます。
 
問い合わせに来た学生に再度事務所に来てもらってノートパソコンを確認したところ、DLL が入っているべきフォルダには、設定ファイルだけがあって DLL はありませんでした。自動更新の最中に何らかの原因で壊れてしまったのかもしれません。このフォルダ毎削除したところ、今日インストールした Flash Player が有効になって、無事、解決しました。
 
その学生には、パソコンは自動でソフトを更新する仕組みが動いているので、強制的に電源を切るようなことはしないようにと言ってあります。しかし、この自動更新は、長い時間使うデスクトップパソコンなら有効ですが、蓋を閉めたり開けたりして、処理を一時停止していまうノートPCには、いまいちですよね。前の会社では、帰宅しようとシャットダウンしたら自動でなかなか電源が切れないので、強制的に電源を切ってしまい、OSが壊れたということもありました。Macは途中からでも継続できる機能があるみたいなのでWindows でも見習ってほしいし、自動更新のあるアプリもそういう配慮がほしい。
 
なお、今日窓口に来た学生は、私が救ってあげれたのですが、世の中には同じように困っている人がたくさんいそうですね。
 
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