ブログのバックアップ

派遣先で管理しているブログサーバー、ここ数ヶ月くらい容量不足を訴えているのですが、ここにきてついに100%に達したようで、blogmaster 宛てにエラーメールが届いていました。

しかし、内容をよく確認したところ、プラグインで入れているバックアップツール「BackWpUp」からのものでした。
学内の講師や学生が不定期に綴っているブログで、バックアップ用のプラグインを入れている人がいるんだ、とちょっと期待したのですが、出所は業者に管理を依頼しているサイトでした。

このブログのサーバーは、公式サイトに載せてない大学の活動を紹介するページも公開しています。そして、こういうオフィシャルなサイトでは、管理を業者に委託しており、他のブログに比べると格段に見やすいページになっています。
業者の方は、何を考えていたかわかりませんが、一般のブログと同じように、定期的にローカルパーティションにバックアップを作っていました。週1回、3ケ月分だったのでしょう、圧縮されているとはいえかなり大きなサイズのファイルが容量を圧迫していました。

これって、どうなんでしょうね。
いつ誰が更新するか解らないブログのバックアップなら、デイリーで差分、週1でフルくらい
がいいだろうと思いますが。不適に誰かが追加するブログで、週1のフルバックアップのみ、というのは最新の多くの記事を失いかねません。

実は、管理を依頼されたこのブログサーバーですが、昔ながらの1日1回のフルバックアップ
のみ。いわいるミラーリングですね。ただし、ネットワークを経由して別のサーバーに取って
います。バックアップ先も容量が小さいので、贅沢は言えません。
ただし、これは毎日誰か不特定の人が更新するブログサーバーでの話。

WordPress を利用した固定ページのサイトだったら、アップしたデータを別のホストなどにセーブしておくもののような気がするのですが。本番ホストがダウンしたら、そのデータを予備サーバーにアップして公開すればいいだけなんだし。
さらに更新のタイミングは自分で管理できるのだから、公開データを本番環境にアップしたら、何かメディアに焼くか指定されたバックアップエリアに置けばなんとかなるはず。WordPressが壊れないかなどは、テスト環境で確認できるし、むしろサーバーがダウンした場合に対応できる準備をしてあげるべきでは。なので、本番環境を自動バックアップするなんて、無駄なことだと思うのだが。

うちの部署で契約した業者ではないので、契約内容が解らないからなんとも言えないが、趣味の延長でやってます、みたいな感じがしてしまった。

このバックアップを止めてもらうと、かなり容量に余裕がでます。
さらに言うと、毎週バックアップしてたファイルも、バックアップサーバーに転送されていたので二重にバックアップされてました。バックアップサーバー側も余裕を作れる予定。

契約した部門がちゃんと相談してくれれば、きっとうまくやれたのに。全て業者任せで、何か
あったらよろしくお願いします、みたいな姿勢だからこんなことが起きるんでしょうね。