Virtual Box用のCentOSで、/boot が一杯に?

Virtual Box で CentOS7を使っているのだが、/boot が一杯になっているとのワーニングが出ていた。普通に yum でカーネルがアップデートされると、/boot にインストールされるので、ある程度は増えてしまう。しかし、それほど古いバージョンを残していないので、ありえない。ちょうどしばらくぶりにkernelをアップした際に、/boot が一杯だというメッセージが出た。rpm コマンドでインストールされているカーネルを調べると、3つしか入っていない。絶対におかしい。

/boot の下を確認すると、initramfs で始まるファイルがかなり入っている。しかも、サイズが大きい。これが原因と思われる。rpm でインストールされているバージョンを残して削除してみる。OSを再起動すると、VirtualBoxをWindowsとの連携機能が切れている。これはカーネルを更新するたびに、設定が必要だ。いつものように仮想のCDをマウントして実行し、連携できるようになった。

ここで、/boot をチェックすると、また、容量が増えている。残りがやばいくらい。しかも、さっき消したはずの、initramfs で始まるファイルが復活している。どうもこれが原因らしい。過去に、yum でアップデートでインストールされた
全てのバージョンのカーネルに合わせて、このファイルを作っているようだ。このVirtualBox用のCentOSでは、カーネルは基本的に最新にしている。そのため過去にいろいろなバージョンが入っていた。古いカーネルは、rpm コマンドで削除しているのだが、まさか、それ用のイメージが作られていたとは。

VirtualBoxをWindowsとの連携機能用のカーネルイメージを作成する処理は、これから調べてみるつもりだが、どうなっているんだろう。できれば、参照しているファイルを修正して、余計なバージョン用のイメージを作らないように設定したいのだが。ざっと、グーグルで検索してみたのだが、解らなかった。たぶん、/lib/modules の下に、initramfsを作成した際に使ったと思われる
ファイルが残っていたので、これの影響かな、と思われるが、確認できなかった。
とりあえず、古いバージョンのinitramfsを削除しても問題ないので、/boot
から削除して使っている。