初期パスワード

昔は、アカウントを作った際に、初期パスワードを配布する仕組みがありました。今ではこんな仕組みは、まず、見かけません。しかし、派遣先の大学では、これに代わる仕組みが無いので、配布するのだそうです。

大学ともなると4月の新入生は500人以上に達します。
この時期にいっきに管理システムに登録するのですが、授業のスケジュールなどを見れるシステムのアカウントが、各学生に与えられます。そのアカウントのパスワードは、予めセットして配る訳です。

最初のログインの際に自動でパスワードを設定させる仕組みくらい、いくらでも作れるのでは、と思うのだが、今のところそんな仕組みは無い。とはいえ、そんなシステムは説明会が終わったとたんにサーバーにアクセスが集中し、処理が追いつかなくなるかもしれない。予め設定しておいて配った方が、いろいろと有利という訳かな。

さらに、学生の何人かはPCを買い換えるなどしてログインできなくなる。紙で配っているのだから厳重に扱ってほしい、と思ってはいるがパスワードを忘れて聞きに来る学生はかなり多い。そういう時、配った紙をプリンターで打ち出して配れば、こっちも手間がかからず簡単。

この仕組みは、正直いいとは思えないが、簡単に他の仕組みを準備できない以上、しばらくはこのまま運用することになるだろう。

こんな学生のいない春休みですが、院生でしょうか、今日もパソコンについて聞きに来た人がいました。今ごろなんで、とも思うが新しい年度に向けて意識しているかな。いっしょに仕事している修理担当者によると、この時期は、調子が悪くて、それでも使っていた学生がPCを持ち込むことが多いそうです。

春だし、気分を一新して新しいことに取り組みたいですね。

桜の木の下で/角館の桜(ぱくたそ)