新型MacBookProに触れる

勤務先で、今年発売されたばかりの Mac Book Pro 15インチに触れる機会がありました。

まず、今派遣されている大学は、東北ではめずらしい芸術系の大学なので、大学内では多くのMacが使わており、学生も MacBook Air を使いこなしています。

今回は、講座内で利用するMac を新規に購入したので、これに、Microsoft Office を設定してほしい、との要望があり対応させてもらいました。

まず、箱から取り出して机に広げます。預かった輸送用のシンプルなダンボール箱を開けると、白いシンプルな化粧箱が現れます。箱の表紙には Mac Book Pro の写真が印刷してありますが、バックが白で至ってシンプルなデザイン。アップルらしさが感じられます。箱の裏には仕様表が貼られており、これが、15inch の Mac Book Pro であることを確認できます。

箱から本体と電源を取り出し、セッティング。今回は、外付HDDから Microsoft Office をインストールするので、タイプCのUSBからタイプAへの変換アダプタを用意しました。

さて、タッチバーはどうなっているのかなと思い、おもむろに蓋を開けたらいきなり電源が入りちょっとビビリましたが、これは仕様のようです。キーボードの周囲には電源ボタンが見当たりません。指紋認識用のボタンのようなものが、電源ボタンを兼ねているようです。まあ、蓋を開けると電源が入るのであれば、わざわざ電源ボタンはいらないかもしれませんね。
ちなみに、Mac Book Air は電源を気にせず、ジャーンという起動音をほとんど聞かずに過ごす
学生がほとんどのようです。

自動で電源が入ってしまったので、そのまま初期設定を行います。タッチバーは、もちろん初期設定の画面でも動作しています。正常にOSが起動すると、タッチバーの表示が変わりました。最近のパソコンではファンクションキーを使う機会が減ってしまいましたが、昔のオフコンやDOS時代はよく使っていました。どこかのキーを押すと、設定されているファンクションが切り替わるので、慣れた人はファンクションーのブラインドタッチで、キー入力を効率化していたものです。なんか、そんな昔を彷彿とさせる機能です。

さて、インストールも終わり、電源を切ります。この場合は、普通にリンゴマークをクリックしたメニューにある終了で電源が切れます。

そういえば、電源投入時のジャーンという音も無くなったようです。起動時にコマンドキーと何かを同時押しする際、いつまで押っぱなしにするかが解りやすくて、サポート担当には評判のいい機能だったのに。まあ、普通のユーザーは、あまり聞く機会がないので、あってもなくてもいっしょかもしれません。何かあったら、ショップとか詳しい人のところに持っていく訳ですしね。

CPUが新しくなったので、以前の Mac Book Pro に比べればかなり早くなったはずですが、それを体験するほど使う機会はありませんでした。しかし、この筐体の薄さは、かなり魅力的です。近くにあった Mac Book Air と比べても薄い印象です。タイプAのUSBを廃止した効果でしょうね。次に大きいのは、イヤホンジャックの穴かもしれません。そのうち、これも Blue Touth に置き換わるのでしょう。

電源の筐体は他の機種用と同じサイズですが、容量の大きなタイプが付属していました。あの薄さなので、バリバリ使うと以外と熱を持つかもしれません。ProとつくだけあるのでAdobe のプロ用アプリががんがん使われるのでしょう。これに入るMicrosoft Office は、メールソフトのおまけくらいに感じます。

とにかくいいパソコンです。値段が高いので大学でもそうそう買えないそうですが、このパソコンを使える方はうらやましい。