無線LANの面白い現象

今日、派遣先の大学で無線LANのアクセスポイントに接続するクライアント数の推移をみてて気が付いたのですが、学生がよく通る場所に設置されたアクセスポイントがすごい数値になっている。しかも、その数値は一瞬だけで、それ以外の時間はかなりすくない。
 
配置図を見ると、ちょうどロビーを見下ろす場所、というか階段のすぐ近くに設置してありました。きっと数年前は、ロビーでノートパソコンを使う学生が便利なように、と設置したんでしょうね。しかし、今の学生はほぼ全員スマートフォンを持っていて、授業のスケージュールの確認などで大学のネットに接続しています。
 
階段を上ったり降りたりする学生が通るたびにちゃんとアクセスポイントが反応いているみたいです。
 
似たような現象は他にもありました。当初、どういう目的で設置したのか解りませんが建物の外側、ちょうど大学前の広場を向いた無線LANのアクセスポイントもあります。このアクセスポイントもときどきびっくり数のクライアントが接続します。大学前の広場は、本館から各実習棟などに行く学生が何人にも歩いているので、持っているスマホに反応しているのでしょう。
 
こういうのはあまり気にする必要な無いのでしょうが、グラフに現すとを鋭いピークが立っているので、どうしても気になってしまいます。
 
私のスマホは、車を運転している途中、コンビニが近くにある交差点を通るだけで、Wi-Fi が利用可能です、という表示が出ます。コンビニの公衆無線LANは、こういう素通りするだけのクライアントとそれこそ一瞬だけ通信しているのかも。
 
そうやって町中の公衆無線LANのリソースが無駄に使われているのは、なんかもったいない気もしますね。

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