パソコンが感染したようだ

派遣先の大学のメールが、outlook.comに届かない、という問い合わせがありました。状況は最悪で、大学から送ったメールが全て戻ってきてしまう。それも、相手のブロックリストに入っているというメッセージ付き。

今時、ブロックリストを手作業で登録するところはない。自動的に感染先と判定されたIPアドレスが登録されていく仕組みのはず。ということで、学内にウィルスの発症したパソコンがある、ということ。そのパソコンが、大学の外へのゲートウェイを通じて、ウィルス入りのメールを発信したらしい。

ウィルスは、ネットワークの入口を硬くしても、人の手によって運ばれてしまう。これが、企業だと社内のネットワークに、社外のパソコンを接続するには、検疫の証明書を提出させて、情報システム部門が認めた場合に、許可したりする。

しかし、大学のネットワークはそうはいかない。いろいろな人がネットワークにパソコンを繋いでしまう。そのため、学内のネットワークに繋いだパソコンからは直接外のメールサーバーにアクセスできないようにしている。

しかし、公式のメールサーバーでウィルスの通過を許してしまったようだ。この辺のシステム設計が弱いというか、古いせいでしょうね。この後始末は、大変でしょう。やっぱり、gmailとかoutlook.comとかのメールサービスを使った方が、リスクを下げられる気がする。