パソコン教育って

中学生になって、4月からパソコンを使っている子供から、ついにと言うべきか、それともやっとと言うべきか、プログラムってどうやって作るの、と聞かれました。まあ、詳しく聞くとホームページに興味がある、とのこと。

今の中学校では、技術の時間にパソコンに触れる時間があるとのこと。きっと、ホームページの話も出たのでしょう。会社のWebページの作成は、産業として多くの雇用を生んでいるのは間違いありません。

とはいえ、プログラムが即Webページに繋がるかと言うと、そう簡単ではないあたりが難しい。これは、のこぎりの使い方を習ったら、本棚を作ってみよう、という具合にはいかない。
きっと、教える先生も困っているでしょうね。

プログラム学習が取り入れられているイギリスでは、低学年にパソコンに触れるものの、その後の学習に役に立っていないことが問題、とされていました。プログラムに興味を持って本格的に取り組む子にとってはいい機会ですが、多くの子にとっては遊んだ体験でしかないそうです。

中学生くらいになると、実際の仕事でどうやっているかに興味があると思うのですが、プログラムは解りにくい。やっぱり、Webブラウザで動作するページを1枚作ってもらうことかな。

しかし、雛形を用意して、一部だけ修正して動作するようにするにしても、ハードルが高い。
教える方も教わる方も苦労することが見えている。これで興味を失ってしまっては、もったい
ないし。

従来のプログラム学習の延長ではなく、興味を持続できる何かいいアイデアが必要な気がする。作っている途中途中に達成感が味わえる何かがあるといいのかな。その点、Syntax error に悩まされるプログラムは、やっぱり不利だね。