チーミングって何?

先週から、8月に入替したばかりのサーバーが高負荷になって、アクセスできない現象が発生しています。OSを強制して再起動すると復帰し、ログには何も記録されていないとのことです。

ハードの故障の可能性もあるのですが、動作はネットワークが重くて、動かなくなったWindows XP機のような感じです。ネットワークが怪しい、と見ているのですが、確信はありません。

リブートして、それ以降再発しないのであれば、そのままで運用したいところです。

私は、Windows Serevr はブランクが長いので、知らなかったのですが、簡単にネットワークの冗長化機能が付いているみたいです。今回導入したサーバーでもその機能が使われていました。チーミングというそうです。

2つのNICを、1つのチームとしてOSから利用する、みたいなものです。これはメーカーの提供する設定ソフトによって設定でき、OSからは仮想のデバイスが見えています。この仮想のネットワークにIPアドレスを割り振ると、簡単に冗長化できます。

しかし、仮想化技術との相性が悪く、Windows 以外のOSでは利用できません。HUB側には特に設定は必要ないのですも、使い易い機能の1つかもしれません。なお、HUBはL2スイッチを使わないといけないみたいです。同じIPアドレスで、複数のMACアドレスを使いこなす、となると、負荷が少ない場合は問題なくても、負荷が集中すると動作が怪しいような気もするのですが、どうでしょうね。

少なくとも、DBサーバーからバックアップサーバーへのネットワークセグメントは、アプリ用サーバーへアクセスするネットワークセグメントと別にすればいいと思うのですが、今回はそんなことをやってなかったみたいです。どうも、この辺が気になるのですが。まだ、本番ではないので止まっても影響は少ないのですが、負荷が増える本番での動作が不安ですね。