CentOS 7 に Eclipse をインストール

忙しくなる前にと思って、PHP の開発環境としての Eclipse をバーチャル環境の CentOSにインストールしてみました。結局遅くて無駄になったようですが、顛末はこんな感じです。

Eclipse は、使ってみて便利だと思ったことが多いのですが、あまり使ってません。昔から何度も使おうとトライしているのですが、あの遅さには付いていけません。起動するのに3分以上待たせれたあげく、キー入力がカーソルに追いつかない、という経験を何度もしてきました。昔は、低スペックのパソコンに Linux を入れて検証環境にしており、それで動くといいなと思って設定したのですが、あまりの遅さに閉口。その後も、パソコンを買い換える毎に入れようとしたのですが、Linuxで十分な速度を体感できたことはありません。遅いPCでは、ストレスが溜まるだけなので、メインは軽いテキストエディタを書いてました。

去年から、大学の派遣の仕事で比較的高性能なパソコンが使えるようになったので、久々に Eclipse を入れて使っています。Windows 側なら、デバックにそこそこ使えます。ただ、このエディタは正直使いにくいので、もっぱら文法チェック用です。本当なら、php を実行してデバックまでできるのですが、Linuxの環境と全く同じphpという訳にはいきません。そのため、バーチャル環境の Linux で実行してのデバックが欠かせません。遅いのは解っているのですが、バーチャル環境のCentOSへのインストールをやってみることにしました。

日本語環境のEclipseは、Windows なら構築された版をインストールするだけですが、Linux版は、Eclipse と日本語環境をそれぞれ別にダウンロードしてインストールします。まずが、Eclipseの公式サイトから英語版をダウンロードしてインストール。これにはかなり時間がかかりました。次に、日本語環境のPleiadesの最新版をダウンロードしてして、さっきインストールしたEclipseの環境に展開します。さらに、eclipse.ini に設定を追加します。この設定は、テキストが readme の下に展開した際にできるので、それを確認してください。

これで準備OKで、eclipse が実行可能になりました。さらに、php のデバック環境を設定すれば、環境のできあがりです。しかし、使った感じは目見えて遅い。Windows 側はまだ使えるレベルだったのですが、VirtualBox と Java の二重になっているせいで、実用には程遠い気がする。バーチャル環境でhttpサーバーが動けばいいから、とメモリーが十分では無いもの影響が大きいかも。やっぱりここではテキストエディタとブラウザを使うくらいが限界かな。

ネットでは、VirtualBox にインストールしたLinux環境に、Eclipse を設定するのがおすすめ、なんて記事もありました。最新の高性能パソコンに32Gバイトくらいの十分なメモリーを積んでいれば、それもありかもしれません。しかし、パソコンのスペックが足りないと、使い物にならないと思いますね。今回入れた Linux版のEcplise は、きっともう使うことは無いような気がする。