今欲しいのはZoomへの閉域ネットワーク

派遣先の大学では、10月以降の大学再開に向けて準備を始めています。そして、情報系の目玉が、ネットワークの広帯域化です。

たぶん、この大学の無線LAN環境は、かなり恵まれていると思います。大学構内の建物なら、どこでWiFiが使える、という大学は、そうそう無いのだそうです。しかし、これは、Adobeの認証程度の容量しかなく、数台のパソコンがテレビ会議で繋いだら、かなり遅くなってしまいます。

今日、演習で集まった学生が、リモートの授業を受けるためにZoomで繋いだら、接続できなくなった、という連絡がありました。これ、無理だんですよね。

大学のネットワークの出口は、普通のプロバイダなので、こんなことをされると詰まってしまいます。しかも、他のネットワークを使っている学生や教職員にも影響が出るし。

世の中には、Office365と直通の閉域ネットワークがあり、URLで振り分けすれば、Office365を利用するアクセスが、直通で利用できるそうです。Office365のoneDriveがかなり帯域を消費するので、これはかなり効果が期待できます。派遣先の大学は使っていませんが、多くの企業が活用しているようです。

同じよう、Zoomと直通の閉域ネットワークがあれば、Zoomでネットワークがパンクしそうな大学のネットワークは、かんり助かると思うのですが。まだ、ないみたいです。