業務改善の難しさ?

派遣先の大学は、学生の数は2000人を超えるものの、職員の数は100名に満たない中小企業みたいなものです。その割りには、総務や経理のスタッフが多いように思えていたのですが、事務処理は設立した25年前と同じやり方だそうで、それが人数が減らない原因の一つだそうです。

ちょっとした立話で、職場でいっしょに働いている情報システム担当の職員に、役員から何とかしてほしいと相談があったと聞きました。今年は、経理にロボット(RPA)の導入が決まり、次は総務の仕事を、ということだそうで、そんなことやっている時間なんかないのに、と愚痴ってました。

大学の広い敷地を管理するのは協力会社の方ですが、何かあったら職員が行かない訳にはいきません。いっしょに仕事している情報システム担当の職員も、施設管理と兼任なので、一日の半分は学内のどこかに呼ばれてます。席に座っているのが珍しいくらい。

今あるツールを使っての改善は可能だと思うのですが、大きなきっかけが無いと動けないのも事実。その点、ロボット(RPA)の導入はいい機会なのでは、と感じました。しかし、これがどの仕事にも使える訳ではなく、別の仕組みをうまく組み合わせないと、利用者の負担が増えるだけのような気がします。

協力したい気持ちはあるのですが、立場上難しいかな。まあ、今年は今日で終わりだし、来年の話ということで。