WordPressのバックアッププラグインの被害

派遣先で私が管理を任されているWebサーバーで、トラブルが発生しました。Webで公開しているパーティションが一杯になったようです。

クラウドを運営する会社に設置してもらっている古いサーバーを使っているのですが、ここ1年、容量不足を心配していたサーバーでした。しかし、数日前にチェックした際には、危険な状況ではありませんでした。

それで、原因を確認したところ、WordPressのバックアップ用プラグインが動作しており、これが作るアーカイブファイルが容量を圧迫していました。

バックアップそのものは問題ないのですが、このプラグインの役割はちょっと違うんですよね。その点が、素人さんには理解できないかもしれない。

バックアップは、今ではパソコンやスマホにも用意されている機能で、壊れてもいいように、ファイルの全てを別のメディアやサーバーにコピーしておく機能です。

しかし、バックアップは別の機能もあります。それが、前の状態に戻す、というものです。誤って消してしまったファイルを復活させる、とか、編集してしまったファイルを、元に戻すとか、そういった用途でも使われます。

今回問題になったWordPressのバックアッププラグインは、後者の設定になっていました。そのため、ブログ全体をコピーして、アーカイブを作るのですが、その容量が大きく、このせいでディスクを使い切っていました。

本来、バックアップで重視すべきなのは、前者で違うクラウドのドライブにコピーを作るといいのですが、その設定を解説した記事は少ないんですよね。何年も撮りためたせいで画像ファイルのせいで、大容量になったブログ全体を、を毎日転送されても他の人の迷惑だし。

こういう点を初心者にも詳しく解説してくれるページが、googleのトップにくるといいのにな、と思ってしまいます。

nullあれ?もしかして海外サーバーのサイト・・・? [モデル:大川竜弥]