ノートPCでのプロジェクターの不具合?

派遣先の大学で今週から後期の授業が始まりました。先週、各教室のAV機器をチェックして回ったので万全のはずです。しかし、本番は想定外のことがよく起こるもの。さっそくトラブルで呼ばれました。

トラブルの状況は、先生が持ち込んだノートパソコンを、教室のAV機器のセレクタに接続したところ、プロジェクターに映像を表示できなかった、というもの。もちろん、他の機器からの映像は表示できる。

ケーブルを抜き差したり、HDMIではなくVGAで接続したりしているうちに、映像が出るようになった、というもの。もちろん、後で違うパソコンを使って動作確認したところ、再現できなかった。

先生が持ち込んだノートパソコンの設定、ということは解ったのですが、実はこれが始めてでは無い。過去にも何度も発生している、やっかいな不具合の1つです。再現できないので、あきらめていました。

実は、先週、各教室のAV機器をテストしていて、似たようなケースに遭遇しました。先に、VGAのテストをやって問題なかったので、HTMIに切り替えたら、表示しない、というもの。理由は簡単で、Windows 7 の認識では、1番目の画面が内蔵モニター、2番目のモニターが今外したばかりのVGA、さらにHDMIを3番目のモニターとして認識しようとしていました。

もちろん、複製とか拡張は、1番目と2番目のモニターで行います。VGAは外れているので、複製にしても拡張にしても画像の出力先はありません。かといって、HDMIが繋がっているので、2番目のモニターが繋がっている状態です。しかし、出力先は3番目。でも、切り替わらない。

パソコンを再起動したり、ケーブルを抜き差ししているうちに、無事、2番目のモニターにHDMIが切り替わりました。うまくいってからは、切り替えがスムーズに進み、不具合は再現しません。

その時は、別のパソコンではこんなこと見たことないし、このパソコン特有の不具合
なのかな、と思ったのですが、どのパソコンでも起きるようです。

昔のUNIXで使われていたX-windowでは、モニターの情報をファイルに保存して参照していました。そのファイルにモニターの情報を書き込んでおかないと、うまく表示できなかったのです。

Windows では、モニターを認識しているので、どこかに情報を保存してあるはずです。今繋がっているモニターの情報がタイミングよく書き換わらないと、2番目のモニターに表示できないのかな、と考えました。それでネットで検索したのですが、そんな情報は見つかりません。似たような記事があったので、これは参考になるかな。

PCのデュアルディスプレイ設定が保存されないのを何とかした件

やはり、何か設定ファイルがあるようですが、その操作はネットでは見つけられない
ようです。

いつもは解像度の設定は、デスクトップ上で右クリックで表示されるメニューの「ディスプレイの設定」でやっているのですが、同じメニューにある「グラフィック プロパティ」をマスターしなければならないかも。これって、使い方がいまいち解らないんだよね。

使い方は、ここ。
インテルR グラフィックス・プロファイルの使用方法

この記事を読むと、プロファイルをマルチディスプレイ関係する様子。これが問題の原因かも。

ネットワークライセンス

めっきり寒くなってきました。
まだ9月ということでワイシャツ姿で仕事していますが、昨日の夕方は上着がほしいくらい涼しくなりました。テレビのニュースによると10月下旬の気温だそうです。来週から10月ですが、すっかり秋という感じです。今朝は、すぐ脱げるような上着を着て出勤してます。

学科でネットワークライセンスのアプリを購入したというので、見にいくことに。昔は、FLEXlmを使っていたので、ネットワークライセンスの管理は得意技でした。しかし、ブランクが空き過ぎており、購入したアプリのライセンス管理ソフトもFLEXlmではありませんでした。

なんでも今流行りの3D製作用アプリだそうですが、そう何台も同時に使うことはないので、30台あるコンピュータ室で、数台同時に使えるようにライセンスを購入したそうです。ただし、その分のコードが紙で送られている、というのも残念なことに。説明書には、Eメールで送られたコードをコピーして、といったことが書かれていました。普通はそうでしょうね。

最近は、マイクロソフトの認証用コードくらいなので、それが印象に強く、ついついコードのみ打ち込んでいました。それでは動作しない。なんと、マニュアルには、ライセンスの通知を1行をまるごとコピーして入力することと、あるのを見つけました。FLEXlmを使っていたころは、1行分をコピーしてました。いや、ブランク空き過ぎです。

さらに、サービスでサーバーが立ち上がり、それを管理するソフトが別途あると信じていたのも失敗の1つ。このサーバーは、アプリ形式でライセンスを管理するスタイルでした。そのためアプリを閉じてしまうと、ライセンスが取れない、という現象にも時間を取られてしまうことに。

最後はうまくいったのですが、得意な作業だっただけに、かなり残念な思いだけが残る結果に。後から思えば、なんですぐに気が付かなかったかと、考え込んでしまう。
やっぱり年齢が原因かな。