「絵でみる失敗のしくみ」

年末年始の休みを利用して、「絵でみる失敗のしくみ」(著者 芳賀繁、日本能率協会マネジメントセンター発行)を読み終えました。

この本で言っているは、「失敗する」のは当然のことで、むしろ、その失敗の原因をどうやって調べるか、問題点をどうやって解決するかが重要だ、ということ。失敗の原因解析を進めるうえでのヒントが絵でわかりやすく書いてある。

この本いいですね。
この著者の考え方には、共感できる点が多数あります。
ただ現実は、「そんな失敗は、ちょっと考えれば、予め解ることだ」、という指摘されることが多いですね。
その「ちょっと考えれば」は、今思えば、ここで考えればよかったが、その時点では考えが及ばなかった、のがほとんど。たぶん、誰かに「ここ、これでいいんですか」とか言ってもらえれば、まだ、救えたかも、というのがほとんど。

「ここ、これでいいんですか」を、うまく習慣とか仕事の仕組みに取り組んでいくのが、管理者の仕事なんでしょうね。今年は、うまくやれるように心がけたいと思います。

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