古いパソコン

古いパソコンのOSを入れ替えてほしい、とのリクエストがあり、作業したのだが、
CPUが古過ぎてインストールできなかった話。

CPUは第2世代のIntel Core i5と、かなり古いものの、利用頻度が低いためか 状態は比較的良い。チェックしたところ、HDDも含めて正常に動作する。 大学センター試験の結果を取得するためだけに、使っていたパソコンだそうだ。

Windows7がインストールしてあったが、 今年度中にWindows7のサポートが切れる ことから、Windows10で接続しなければならないらしい。そこで、最新のWindows10 をクリアインストールすることに。

なお、ライセンスの権利は、マイクロソフトとの包括契約があり、これを使う。 USBからブートしたところ、正常にインストールできた。

しかし、ネットに繋いだとたん、液晶が真っ黒に。Windows Updateでグラフィック ドライバーがインストールされたとたん、こうなるらしい。原因は、CPUに搭載された グラフィック機能 Intel HD Graphics 3000 が、最近のIntelのドライバで動作しない からだそうだ。

なお、回避する方法はありそうだが、個人のPCのように設定できるはずもなく、 このパソコンを使い続けることをあきらめてもらった。

昔は、ノートパソコンなら3年で遅くて使えない、という時代もあったが、最近は 長く使えるようになったと思う。しかし、5年以上経っているパソコンは、いつ故障 してもおかしくないので、買い替えた方がいいのにな、と思う。

残念ながら今回依頼されたパソコンは、HDDだけ入れ替えて、第3世代のIntel Core i5 のパソコンを流用することに。HDDが壊れて廃棄する予定だったのだが、さて、あと 何年使えるだろうか…